大人の魅力を引き出す花嫁衣装！スレンダーラインの魅力をご紹介！
公開日：2023/07/15
花嫁衣装、すなわちウェディングドレスといえば、どのような形をイメージしますか？多くの人は、スカート部分がふんわりと広がったシルエットを思い浮かべるでしょう。実は近年、その王道Aラインとは対照的なスレンダーラインと呼ばれるドレスの人気も急上昇しているのです。今回はそんなスレンダーラインの魅力をたっぷりとお伝えします。
スレンダーラインとは
スレンダーラインは、その名のとおり細くタイトなシルエットを特徴とするウェディングドレスです。スカートを膨らませるためのパニエを使わないため、体の曲線に対して自然に沿うようなラインを描きます。裾に向かってストンと落ちるようなイメージです。シンプルなシルエットなので、スタイリッシュな雰囲気の着こなしとなるでしょう。
また、同じスレンダーラインでも、素材の選び方ひとつでぐっと印象が変わってきます。たとえば、オーガンジーやシフォンであれば、透け感や柔らかさがある分、シックになり過ぎない仕上がりです。
一方で、スレンダーラインの特徴を思う存分活かしたいという人にはサテンがおすすめです。サテンならではのハリと、さらに光沢も合わさることによって、よりスタイリッシュでクールな印象を引き出してくれます。
また、ウエスト周りやヒップラインがくっきりすることにやや抵抗がある場合にはジョーゼットのような柔らかい素材を選んでみてください。体のラインにフィットし過ぎない着こなしができます。
スレンダーラインのウェディングドレスが似合う花嫁の特徴
全体がすらっと見えるスレンダーラインのウェディングドレスは、背が高く細身体型の花嫁に似合うイメージでしょうか？
もちろんその傾向もありますが、実は、背が低くスリム体型ではなくてもスレンダーラインを諦める必要はないのです。ひとくちにスレンダーラインといってもさまざまなデザインがあるので、選び方次第では体型の悩みをカバーしてくれるでしょう。
まずは自分に合った丈であることが一番のポイントです。とにかく体の縦ラインを強調してくれるスレンダーラインですから、高身長の人はそのスタイルのよさを思う存分アピールしてください。反対に低身長の人は、ぜひスレンダーラインの力を借りて足長効果に期待しましょう。胸元部分にフリルやビジューが付いているタイプ、つまり上半身に目線が来るようなデザインであれば、長身に見せてくれる効果も期待できます。
また、気になる箇所で名前があがりやすいのは二の腕です。二の腕に悩みがある場合、ビスチェタイプは避けたほうが無難かもしれません。袖口があるパフスリーブタイプで気になる二の腕をカバーしてみるのはどうでしょうか。なお、全部隠そうとして長袖タイプを選択すると、それはかえって重たい印象になってしまう可能性もあります。手首を見せるとすっきりとした印象になるといわれていますので、五分袖や七分袖タイプを検討するのもおすすめです。
このように、しっかりと自分に合うドレスを見つけることができれば、体型問わず多くの花嫁にスレンダーラインのウェディングドレスが似合うことでしょう。
スレンダーラインに合わせたいヘアスタイルや小物
スレンダーラインのウェディングドレスを着こなすためには、ヘアスタイルも重要です。ドレス自体がシンプルなので、アップスタイルでもダウンスタイルでも合わせやすいのは間違いありません。
ただ、どちらにしてもスレンダーラインの特徴と合わせてなるべくシンプルでナチュラルな印象に仕上げるのがポイントです。アップスタイルであれば、うなじ部分が出てすっきりと見え、なおかつ上品な印象もプラスできます。とはいえボリュームを出し過ぎるのは避けてください。
ドレスとの差が生まれてしまうため、シニヨンなどの落ち着きがあるスタイルが適しています。ダウンスタイルにする場合は、軽く巻く程度で抑えましょう。前髪を横に流したり、またはオールバックにしたりすると、スタイリッシュなドレスとの相性がより際立ちます。
そして小物使いも忘れてはいけません。アクセサリーのポイントは、こちらもまたヘアスタイルと同様にナチュラル重視で選びましょう。控えめで小ぶりな物がピッタリです。いっそのこと、あえてアクセサリーをつけないといった選択肢もよいかもしれません。
まとめ
とても魅力的なスレンダーラインは今後、花嫁衣装として選ばれることがどんどん増えてくることでしょう。他のドレスと違い動きやすいので、コンパクトな挙式や二次会会場にも向いています。なお、スレンダーラインはシンプルなのがよい特徴ですが、なかには少し物足りないと感じる人もいるかもしれません。そんなときは、存在感のあるアクセサリーをひとつ入れてみるなどして、ぜひ自分だけの最高の一着を見つけてください。
