ブライダルインナーは必須?フォトウェディングでも着た方がよい?
ウェディングドレスをきれいに着こなすために、ボディラインを美しく見せるブライダルインナーの着用がおすすめだといわれています。ドレスを美しく着こなすためにボディラインを整えてくれる下着ですが、フォトウェディングなら写真撮影だけなので必要ないと思うかもしれません。ブライダルインナーは、本当に必要なものなのでしょうか?
ブライダルインナーとは?
ブライダルインナーとは、ウェディングドレスを着る際にボディラインを美しく整える補正下着です。バストラインやウエストラインを整えることでメリハリのあるシルエットを作り、補正しながらドレスを美しく見せる効果も得られます。
また、着用することでドレスがずれるのを防ぐ効果もあり、さまざまなポーズをとるスタジオ撮影や、海辺のようなロケーション撮影にも役立つでしょう。ブライダルインナーはウェディングドレスをより美しく見せるためのものなので、ドレス着用の妨げになったり透けたりしないよう、シンプルなデザインで色は白であることが多いようです。
ブライダルインナーの種類
ブライダルインナーには種類があり、着用するウェディングドレスのデザインやシルエット、着用する人の体型などにより、それぞれを組み合わせて使用します。
1:ビスチェ
ストラップや肩紐がなく、ブラジャーとウエストニッパーが合体した下着です。丈は短くウエストまでで、ブラジャーとウエストニッパーを合わせて着用するのとは違い、胸下の段差ができません。バストラインを整えてシルエットを強調する効果があり、アクセサリーが映えるようにデコルテは広めにつくられています。
2:ロングガードル
お腹まわりとすっきりとさせ、お尻や太ももを補正する効果があり、美しい下半身のラインをつくります。とくにスレンダーなドレスを着用するなら、メリハリのあるシルエットを決めるため欠かせないアイテムでしょう。ロングガードルはウェディングドレスを着用するときだけでなく、すっきりしたシルエットをつくるために、普段使いすることもできます。
3:ウエストニッパー
コルセットとも呼ばれる下着で、ウエストのくびれを強調させて美しいラインをつくります。ブラジャーとセットで使うのが一般的で、それぞれ自分の体型に合うものを選べるので、よりしっかりとフィットさせられるでしょう。ウエストニッパーはドレス着用時に使用するだけでなく、産後の補正下着としても使えますよ。
4:ブラジャー
バストを下から持ち上げて、高い位置にキープしてデコルテも美しく見せてくれます。一般的なブラジャーとは違い、ブライダルブラジャーには胸の前部分にボーンが入り、ドレスの重みでカップがつぶれないような仕様です。
ブライダルインナーの選び方
より美しくウェディングドレスを着るために、ブライダルインナーは正しく選ぶ必要があります。どのような点に注意すればよいのか、詳しく解説していきましょう。
■体型に合わせて選ぶ
ビスチェは、標準的な体型の方におすすめです。バストサイズが大きめの方やとくにウエストが気になる方なら、ビスチェよりもブラジャーとウエストニッパーの組み合わせの方がよりフィットし、ドレスラインも美しく見せることができるでしょう。また、ブライダルインナーは試着せずに購入する方も少なくないようですが、ドレスをきれいに着こなすため、試着をするのがおすすめです。
■ドレスのデザインで選ぶ
ウェディングドレスからインナーが見えてしまわないように、ドレスのデコルテと背中の開き具合は必ずチェックしインナーを選びます。デコルテが広く開いているなら、肩紐がなく背中部分も開いているタイプのビスチェ、あるいはブラジャーを選びましょう。タイトで腰回りが強調されるドレスなら、ロングガードルを合わせることで、すっきりとした美しいラインをつくることができます。
より美しくウェディングドレスを着こなすためには、ブライダルインナーを着用するべきでしょう。フォトウェディングの場合でも、ブライダルインナーを着用するかしないかで写真の仕上がりが違ってくるはずです。ドレスのずれを防止できるという点からも、フォトウェディングでのブライダルインナー着用はおすすめでしょう。